「漆喰」と「珪藻土」のメリット・デメリット
今回は自然素材の家を作る際、よく使用される「漆喰」と「珪藻土」にどのようなメリット・デメリットがあるのか解説したいと思います。どちらも自然素材の代表的な存在ですので、ぜひチェックしてみてくださいね!
- 漆喰のメリット・デメリット
漆喰には空気中の二酸化炭素を少しずつ吸収して固まるという特徴があります。そのため漆喰を塗った壁には調湿機能があり、夏の湿度や冬の乾燥を防いでくれます。
デメリットとしては、一般に使われるビニールクロスよりも工期が長くなり、費用も高くなることです。
- 珪藻土のメリット・デメリット
珪藻土は高い湿度調整機能を持っています。珪藻土が湿気を吸収したり放出したりすることで、部屋の中のイヤな臭いを吸収し、脱臭・消臭効果もあると言われています。またダニやウイルスが発生しにくい環境も作ってくれます。
デメリットは乾燥するとひび割れを起こしてしまう可能性があることです。また漆喰と同じく施工に時間がかかり、工費も割高になっています。
漆喰と珪藻土は自然素材の家には欠かせない素材ですので、それぞれのメリット・デメリットをしっかりと把握した上でリフォームを行うようにしましょう!
2020.05.20