お問い合わせ
お問い合わせ

ブログ

健康的な住宅の目安~改正省エネ基準~

日本の住宅は、おおむかしの兼好法師の「夏を旨とすべし」といった言葉がありますが、
家にはすき間があるものとして、その風通しの良い開放的なところに特徴がありました。

そのため、夏には暑さがこもらずに風が通る快適性がある一方、
冬の寒さ対策としては、少し手薄な点もあるのも否めません。


現在では、気密性、断熱性が高くなる住宅をあらゆる方法でプランニングできますが、
大切なのは、室内の温度が外に逃げてしまわないようにすることです。

夏でも、冬でも、空調のエネルギーを効率よく使えるようになると
光熱費の節減につながりますし、環境に対する配慮にもなります。
快適に暮らせる住宅、合理的なエネルギーの使いかたについて
目安を定めた法律が「改正省エネ基準」です。

日本全体のエネルギー消費は、その約15%が一般家庭での消費で、
そのうちの大半を占めているのが、暖房と給湯だといわれています。
無駄のないエネルギー消費が目指せるよう、
この基準では、「断熱」「気密」「日射遮蔽」「換気」について、
各地域区域に分けて定めがあります。

また、この基準は、省エネだけが目的ではありません。
安定した住宅に保つことは、建物が長持ちすることにもつながりますので
お住まいのひとつの目安として、ご覧になってみてください。
国土交通省のホームページに掲載されています。

 

建築工事に関するご質問・ご相談はこちらよりお待ちいたしております。

 

 

 

2020.02.20

pagetop